番組の中では、リスナーから寄せられた《持ち物をマネされるのがイヤだ》というお便りに対し、叶恭子さんと美香さんが意見を述べた。 《私はあまり人とつるまず、一人でいることが多いタイプです。そして、人と同じものを持っているのが嫌です。友達であろうとも、です。私はマネしません。いいな、と思っても、そっくりなものを買うなんてしません。ましてや同じタイミングで使うなんてあり得ないです》 《あまのじゃくで流行を追わないので、たまたま同じも考えにくいです。最近、職場の女性たちがそっくりなものを持っていて、気分が悪いです。素敵かもしれないけど、マネして欲しくないんです》 《でも、私は私の好きなものを使いたいんです。一生懸命選んだものを「ああ、一緒だからなあ」って思いながら使いたくないんです。おふたりはマネされることが多いと思いますが、どんなお気持ちですか?》 これに対し恭子さんは、まず以下のようにバッサリとコメントした。 「持ち物をマネされるのが嫌ってこと? だけど売ってるんだから仕方ないじゃない」 続けて恭子さんは、持ち物をマネされたところで、「その人自身」はマネしようがないと持論を述べる。 「その方の性格上の、もう少し改善していくと、もっと素敵な女性になれる方法は、モノではないんですよ。私がまとっているファビュラスなドレスや、シューズや、その他もろもろ、全て私のアクセサリー、いわゆる付属品であって、本元は私本体なんです。だから、マネしようがない」 「嫌な気持ちでも何でもなく、単にシンプルにみなさんが『あんなことしてみたいな』と思うことを、女性たちの夢を広げて差し上げること自体が、私にとっても喜びでもありますよね」 美香さんは恭子さんに同意しながら、「リスペクトがあるマネは、嫌な気持ちにならない」と語った。 「叶姉妹みたいなものを持ちたいっていう、リスペクトがあるようなマネっていうのは決して悪い気持ちではないなと思います。もともと叶姉妹という本体があって、それに付属するジュエリーのようなものたちですので。そのように考えると、絶対イヤっていうわけでもないですよね」 ここで恭子さんは「持ち物によってその人の価値が決まってしまうという考えは、その人の成長を止めるのではないか」と疑問を投げかけた。 「この方はオンリーワンでありたい気持ちがあまりにも強くて、もちろんそれは当然だと思います。でも、それが持ち物によって成り立つものなのであれば、その方の成長を止めてしまうことになるかもしれませんよね」 最後に恭子さんは以下のように意見をまとめ、回答を締めくくった。 「何を持たれても、同じモノを持たれようが、絶対に同じにはならないはず。むしろそれに固執して考えることによって、その方の進化を止めてしまうことだと私は思いますね」
December 28, 2022 · 1 min · 16 words · Rory Moore